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インターナショナルスクールの小学校の選び方は?東京のエリア別の特徴や入学することのメリットや注意点も解説

How to Choose an International Primary School in Tokyo: Areas, Benefits, and Key Considerations
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小学校からインターナショナルスクールへの進学を考えるとき、どのような基準で学校を選べばよいのか迷うこともあるでしょう。東京にはさまざまなインターナショナルスクールがあり、カリキュラムや教育方針、学費、通学環境なども学校によって異なります。

この記事では、日本の小学校とインターナショナルスクールの学年の違いをはじめ、東京のエリア別の特徴、小学校段階からインターナショナルスクールに通うメリットや注意点について解説します。さらに、学校選びで確認したい6つのポイントと、代々木インターナショナルスクールのPYP教育についても紹介します。

Table of Contents

日本の学年とインターナショナルスクールの学年の対応関係

日本の小学校は1年生から6年生までですが、インターナショナルスクールでは、採用している教育制度によって学年の名称や区分が異なります。米国式ではGrade、英国式ではYearという名称が一般的に使われています。

国際バカロレア(International Baccalaureate:IB)のPrimary Years Programme(PYP:初等教育プログラム)は、3歳から12歳を対象としています。また、多くのインターナショナルスクールには、小学校段階より前のKindergartenなどの幼児教育課程も設けられています。

学校によって学年の区分や入学年齢が異なるため、入学を検討する際には、子どもの年齢がどの学年に該当するのかを各校に確認することが大切です。

東京の小学校相当インターナショナルスクール——エリア別の傾向

東京の小学校相当インターナショナルスクール——エリア別の傾向

東京には、渋谷区や港区などの都心部をはじめ、さまざまな地域にインターナショナルスクールがあります。教育方針やカリキュラム、学校の規模、通学方法などは学校によって異なるため、立地だけでなく、家庭が重視する教育環境との関係も含めて検討する必要があります。

ここでは、東京のインターナショナルスクールについて、エリアごとの特徴を紹介します。

渋谷区・港区——都心アクセス重視派の選択肢

渋谷区と港区には、複数のインターナショナルスクールがあります。鉄道やバスなどの交通手段が多く、居住地や保護者の通勤先によっては通学や送迎の利便性を確保しやすく、通学しやすい地域です。

渋谷区では代々木、広尾、松濤などに学校があり、幼児教育から小学校相当の学年までを設けている学校もあります。港区では六本木、元麻布、広尾などを中心に、英国式、米国式、IBなど、異なる教育課程を採用する学校があります。

学校までの距離だけでなく、利用できる交通手段や送迎方法、毎日の通学時間まで含めて検討すると、家庭の生活との両立を考えやすくなります。

世田谷区・練馬区・江東区——特定のカリキュラムを求める家庭の選択肢

世田谷区には比較的広いキャンパスを持つインターナショナルスクールがあり、スポーツ、アート、音楽などの課外活動を設けている学校もあります。練馬区や江東区にも、特定の国の教育課程や教育理念、宗教的背景を持つ学校があります。

学校を選ぶ際には、最初にエリアだけで絞り込むのではなく、子どもに適したカリキュラムや教育方針を考え、そのうえで現実的に通学できる範囲を確認するという方法もあります。

小学校段階からインターナショナルスクールに通うメリット

小学校段階からインターナショナルスクールに通うメリット

小学校段階からインターナショナルスクールで学ぶ場合、英語そのものを学ぶだけでなく、英語を使って教科を学ぶ経験を重ねることができます。また、学校のカリキュラムによっては、自分で問いを持って考えることや、異なる意見や文化的背景を持つ人と学ぶことも、日常的な学習経験の一部となります。 ここでは、小学校段階からインターナショナルスクールに通う主なメリットを紹介します。

英語で授業を受ける時間が増え、学びながら英語が身につく

多くのインターナショナルスクールでは、英語を一つの教科として学ぶだけでなく、算数や理科などの教科も英語で学びます。そのため、授業を理解し、考え、教師やクラスメートとコミュニケーションを取るために英語を使う機会が日常的に生まれます。

単語や文法を学ぶことに加え、教科内容を理解したり、自分の考えを説明したりするために英語を使う経験を重ねることができます。小学校段階からこうした環境で学ぶことは、英語を学習のための言語として使う経験にもつながります。

自分で考え、友達と話し合う学びを経験できる

インターナショナルスクールの教育方法は学校やカリキュラムによって異なりますが、知識の習得とともに、自ら考え、問いを持ち、他者と意見を交わすことを重視する学校もあります。 特にIBのPYPでは、探究を中心とした学習を通して、生徒が問いを持ち、さまざまな情報や考え方に触れながら理解を深めていきます。自分の考えを言葉にして伝え、他者の考えを聞く経験は、自分の考えをさらに検討し、深める機会にもなります。

異なる国籍や文化の友達と過ごし、多様な考え方に触れられる

インターナショナルスクールの教育方法は学校やカリキュラムによって異なりますが、知識の習得とともに、自ら考え、問いを持ち、他者と意見を交わすことを重視する学校もあります。

特にIBのPYPでは、探究を中心とした学習を通して、生徒が問いを持ち、さまざまな情報や考え方に触れながら理解を深めていきます。自分の考えを言葉にして伝え、他者の考えを聞く経験は、自分の考えをさらに検討し、深める機会にもなります。

小学校段階からインターナショナルスクールに通う際の注意点

小学校段階からインターナショナルスクールに通う際の注意点

インターナショナルスクールを検討する際には、英語による教育環境だけでなく、日本語教育の内容、学校内で実際に使われている言語、家庭と学校とのコミュニケーションなども確認しておく必要があります。 特に小学校段階では、学校での学習と家庭での生活が密接に関わるため、子どもの教育環境だけでなく、家庭としてどのような支援が必要になるのかも含めて検討することが大切です。

日本語や日本の文化を学ぶ時間が少なくなることがある

英語を主な教育言語とするインターナショナルスクールでは、日本の学校と比べて、日本語による学習時間が少ない場合があります。日本語の語彙や漢字、文章の読み書きに加え、日本の歴史や地理などを日本語で学ぶ機会も、学校のカリキュラムによって異なります。 日本語による学習をどの程度必要とするかは、家庭の言語環境や今後の進路によっても変わります。日本の学校や大学への進学も選択肢として考えている場合には、学校の日本語教育の内容を確認し、必要に応じて家庭での読書や学習をどのように取り入れるかを考えておくことが重要です。

日本人の友達が多いと、英語を使う時間が減ることもある

インターナショナルスクールに在籍していても、学校生活のすべての場面で英語だけが使われるとは限りません。生徒の言語的背景によっては、休み時間や放課後などに日本語を使う場面もあります。

英語を使用する環境を重視する場合には、授業で使用される言語だけでなく、生徒同士の日常的なコミュニケーションや学校全体の言語環境も確認するとよいでしょう。学校見学では、教師と生徒、生徒同士がどのようにコミュニケーションを取っているかを見ることで、実際の学校生活をより具体的に理解できます。

保護者も英語での対応が必要になる場合がある

インターナショナルスクールでは、学校からの連絡、保護者面談、行事など、家庭と学校とのコミュニケーションに英語が使われることがあります。小学校段階では、子どもの学習や学校生活について家庭と学校が情報を共有する機会も多くあります。 英語でのコミュニケーションに不安がある場合には、日本語によるサポートの有無や、学校からの連絡方法、保護者面談で使用される言語などを入学前に確認しておくと、学校とのコミュニケーションを具体的にイメージしやすくなります。

東京の小学校相当インターナショナルスクール選びで確認すべき6つのポイント

東京の小学校相当インターナショナルスクール選びで確認すべき6つのポイント

東京には、小学校相当の学年を設けているインターナショナルスクールが数多くあります。カリキュラムや教育方針、学校の規模、言語教育、学費などは学校によって異なります。 学校を検討する際には、知名度や立地だけではなく、その学校の教育が子どもの学び方や教育上のニーズ、家庭が考える進路とどのように関係するのかを確認することが重要です。

① カリキュラムの系統——IB・英国式・米国式の特性を理解する

インターナショナルスクールが採用するカリキュラムには、国際バカロレア(IB)のPYP、英国式、米国式などがあり、教育内容や授業の進め方、評価方法にも違いがあります。

カリキュラムを確認する際には、その名称だけでなく、どのような考え方に基づいて学習が構成され、どのような方法で生徒の学びを評価しているのかを理解することが大切です。将来の進路によっては、現在の学校で学ぶ内容と、その後の教育課程とのつながりも確認する必要があります。

家庭が教育において何を重視するのか、子どもがどのような環境で学びやすいのかを整理したうえで、それぞれのカリキュラムの特徴を比較すると、学校の違いをより具体的に判断できます。

② IB認定の確認——PYP認定校かどうか

IBのPYPを正式に実施するためには、学校がIBによる認定を受ける必要があります。PYP認定校では、IBが定める基準に基づいてプログラムを実施します。

IB教育を希望する場合には、学校がPYP認定校であるか、または認定に向けた候補校であるかを確認することが重要です。認定状況は、IBの公式情報などから確認できます。

③ 通学とキャンパスの立地——小学生の負担を考えた現実的な選択

学校の教育内容とともに、毎日の通学が子どもの生活に与える影響についても考える必要があります。特に小学生の場合、長時間の通学は帰宅後の生活や睡眠、家庭で過ごす時間にも影響します。

自宅から学校までの所要時間、交通手段、乗り換え、駅やバス停から学校までの経路、スクールバスの有無などを確認しておくとよいでしょう。可能であれば実際の登校時間帯に通学経路を確認することで、日々の生活をより現実的に考えることができます。

④ クラスサイズと担任との関係性——少人数か大規模か

学校の規模やクラスサイズは、学習環境や教師と生徒との関係にも影響します。大規模な学校では、施設、科目、スポーツ、課外活動などに幅広い選択肢がある場合があります。小規模な学校では、教師が個々の生徒の学習や学校生活を把握しやすい環境が形成されている場合があります。

重要なのは、単純に人数の多寡で判断することではなく、クラスの人数に対してどのような教員配置があり、生徒の学習や言語面、社会・情緒面のニーズにどのような支援が行われているかを確認することです。

⑤ 日本語教育の扱い——日本語力をどう守るか

日本語教育の位置づけは、インターナショナルスクールによって大きく異なります。日本語を正規のカリキュラムに組み込んでいる学校もあれば、授業時間や対象学年、習熟度別の指導方法などが異なる学校もあります。

日本語をどの程度、どのような水準まで身につけてほしいのかは、家庭の言語環境や今後の進路とも関係します。特に日本の学校や大学への進学を選択肢として考える場合には、学校で行われている日本語教育の内容を確認し、必要に応じて学校外での学習も含めて考えることが重要です。

⑥ 学費の総コスト——複数年の計画を立てる

インターナショナルスクールの学費は学校によって異なります。授業料のほかに、入学金、施設費、教材費、スクールバス代、課外活動費などが必要になる場合もあります。 教育費を考える際には、1年間の授業料だけでなく、在籍を予定している期間全体で必要となる費用を確認することが大切です。中学校・高校段階まで継続してインターナショナルスクールで学ぶのか、日本の学校や海外の学校への進学を考えるのかによっても、長期的な教育費の見通しは変わります。

代々木インターナショナルスクールの小学校相当プログラム

代々木インターナショナルスクールの小学校相当プログラム

代々木インターナショナルスクールは、国際バカロレア(IB)のPrimary Years Programme(PYP:初等教育プログラム)認定校です。小学校段階ではPYPの枠組みに基づき、英語を主な教育言語として、言語、数学、理科・社会的な内容を含む探究学習のほか、情報技術、体育、音楽、美術などを学びます。

PYPでは、知識を身につけることに加え、生徒自身が問いを持ち、調べ、考え、理解を深めていく学習を重視しています。授業の中で自分の考えを表現し、他者の考えに触れることも、探究を深める過程の一部です。 日本語の授業もカリキュラムに組み込まれています。日本語を母語とする生徒と、日本語を追加言語として学ぶ生徒では学習内容が異なり、それぞれの言語習熟度に応じた日本語教育を行っています。

まとめ

小学校段階からインターナショナルスクールで学ぶことは、英語を学ぶだけでなく、英語を使って教科を学び、自分の考えを表現し、異なる背景を持つ人々とともに学ぶ経験につながります。どのような教育経験が得られるかは、学校のカリキュラムや教育方針、言語環境によって異なります。

学校を選ぶ際には、カリキュラム、日本語教育、クラスサイズ、通学環境、学費などを具体的に確認することが大切です。さらに、現在の学校生活だけでなく、中学校以降の教育や将来の進路とのつながりも含めて考えることで、長期的な視点から学校を検討できます。

学校のウェブサイトや資料からは、教育方針、カリキュラム、学費、入学条件などの基本的な情報を確認できます。学校見学では、授業の進め方、教師と生徒の関係、生徒がどのように学習に参加しているかなど、資料だけでは分かりにくい教育の実際を見ることができます。学校が掲げる教育方針が、日々の教育のなかでどのように実践されているかを確かめることも、学校を理解するうえで重要です。

カリキュラム

この記事を書いた人
Kaname_Kawamoto

河本 奏芽(KAWAMOTO KANAME)
代々木インターナショナルスクール | 事業部・アドミッションズ マネージャー

事業企画および入学選考・手続き(アドミッションズ)の責任者。我が子を海外インターに通わせた経験から、IB等の教育への理解を深め、小学校教員免許を取得した熱意を胸に現在の業務に取り組んでいます。

 

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