インターナショナルスクールの5つの入学条件とは?|年齢別・英語力・国籍まで

What are the 5 Main Admission Requirements for International Schools? From Age and English Proficiency to Nationality

近年、子どもを幼少期から英語に触れさせたいと考える保護者の方が増えてきています。インターナショナルスクールは、子どもに英語力だけでなく、国際感覚も身に付けさせることができる環境です。

本記事では、子どもをインターナショナルスクールへ入学させるために必要な条件を紹介します。

年齢条件や必要な英語力のほかに、入学試験の内容やスケジュールもまとめました。子どもをインターナショナルスクールに通わせたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

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インターナショナルスクールの主な入学条件5つ

インターナショナルスクールへ入学するために満たすべき主な条件は5つです。

この条件を満たしていないと受験も難しいため、必ず把握しておく必要があります。まずは、自分や子どもが入学条件を満たしているか確認しましょう。

条件1|年齢要件

1つ目の条件は年齢です。インターナショナルスクールでは学年区切りに基づいて入学できる年齢が決められています。学校によって幼稚部〜高等部のうちどの部を設置しているかが異なり、それによって募集している年齢が変わります。

プリスクールでは2・3歳から、初等部からの場合は多くが5歳から受験できます。年齢要件は学校ごとに異なるため、気になる学校があればまずはホームページなどでの確認がおすすめです。

条件2|子どもの英語力

子どもに求められる英語力は学年によって大きく異なります。インターナショナルスクールは英語を1から学ぶための場所ではありません。そのため、ある程度の英語力が求められます。

入学する学校によって求められるレベル感は大きく異なりますが、一般的にはリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能全てが学年相当のレベルに達している必要があります。つまり、必要科目の授業を英語で受けて問題なく理解でき、課外活動にも参加できる程度です。

しかし、幼稚部では現状の英語力はあまり重視せず、今後の学習意欲や積極性の方を重視する場合も多くあります。また近年徐々に増加しているのが、日本人の受け入れを活発に実施し、高いレベルの英語力を必須要件としていない学校です。求められる英語力も学校によってそれぞれ異なるため、募集要件をよく読んで理解しておきましょう。

条件3|保護者の英語力

子どもだけでなく保護者にも一定の英語力が求められます。事務手続きや学校とのやりとりが全て英語のため、保護者も英語での対応を求められることが理由です。

加えて、学校のホームページが英語のみの場合も多く、受験するための準備から英語で行うことになる場合も少なくありません。ビジネスレベルのような英語力はなくても構いませんが、英語での日常会話が難しいと様々な場面で苦労するでしょう。

条件4|国籍・在留資格

近年は、入学者の国籍や在留資格の有無、海外在住歴を問わない学校が増加しています。従来のインターナショナルスクールは、外国籍の子どもや海外在住歴のある子どもが通う学校でした。しかし近年は、海外在住経験がなくても高い英語力がある日本人を受け入れるスクールが増加しています。

特に、日本人を積極的に受け入れている学校では、生徒に対して英語面でのサポートをしてくれる場合もあります。日本人で英語が好きな子や得意な子を持つ保護者の方でも、子どもをインターナショナルスクールに通わせる選択肢を持てるようになったのです。

条件5|学校の教育方針への理解と同意

教育方針や理念への理解と共感も、入試における合否を分ける重要な要素です。各校には独自の教育方針や校風があり、受験生との適合度が合否判断において重視されています。

インターナショナルスクールのカリキュラムには、IBプログラムやケンブリッジプログラムなど複数あり、スクールごとに採用しているものが異なります。そのため合格するには、志望する学校の学習プログラムや教育方針への深い理解が求められます。

学年別の入学条件と必要な英語力

学年別の入学条件と必要な英語力

インターナショナルスクールへ入学するにあたって必要な英語力は、学年によって大きな違いがあります。プリスクールや幼稚部において英語力は不問とされていることが多いものの、中等部以上では入学する学年相当の英語力が最低条件です。

ここでは、それぞれの必要レベルを紹介していきます。

小学校(6〜12歳)の入学条件

小学校の入学条件は学年によって大きく異なります。面接時に担当者と英語で会話を進めながら子どもの英語力を確認する学校が多い傾向です。

中学・高校(13〜18歳)の入学条件

中学・高校では、授業のレベルも入試の難易度も上がるため、ネイティブレベルの高度な英語力を有していることが必須条件です。入試では筆記試験と面接に加えて、エッセイや小論文がある学校も珍しくありません。

そのため、英語を理解でき、なおかつ使いこなせることが前提です。入試に備えて実践的な英語の習得を心がけましょう。また学校によっては出願時に英語の資格を問われることもあるため、IELTSやTOEFLなどを持っていると自身の英語力を証明できます。

インターナショナルスクールの入学試験内容

インターナショナルスクールの入学試験内容

ここでは、インターナショナルスクールにおける入学試験の内容を解説します。一般的な学校の入試とは少し異なるため、ここで内容を理解して少しでも早く対策を始めましょう。また、入学試験の内容は学校ごとにも大きく異なる点にも注意しましょう。

面接試験(Interview)

面接は学年を問わず全ての受験生が受ける、特に重要な試験です。日本語か英語を選べる場合と、英語での面接と決められている場合があります。また、受験者のみが受けるか保護者も一緒に受けるかも、学校によって異なります。

学校への志望動機や興味関心、最近気になっているニュースなどの時事情報がよく聞かれる定番の質問です。入学する学年にあわせた内容が聞かれると予想できます。英語の場合は自然な会話で受け答えできるよう、事前に練習しておきましょう。

英語力テスト(Reading & Writing)

英語力を問われる小学校以降の入学試験では、英語の読解力や作文能力が試されます。4技能のうち、ここでは特にリーディングとライティングが求めているレベルに達しているか判断されます。

意見やエッセイの英作文と長文読解が、主に実施される試験内容です。自然な英文で意見を表現できるよう、普段から英語の読み書きを意識して取り組むことが対策につながります。

学力テスト(Math & Science)

中学以降の入学試験では、英語だけでなく算数や理科の学力テストが実施される場合もあります。英語力だけでなく全体的な学力がある程度必要なため、それらを測るための筆記テストです。

科目は英語と算数(数学)を実施している学校がかなり多いものの、国語や理科の学力テストを取り入れているところもあります。一般的な筆記試験と同様の対策をしておきましょう。もしこのテストがうまくいかなくても、面接や英語力のテストで挽回することが可能なケースもあります。

保護者面接(Parent Interview)

ほとんどのインターナショナルスクールでは、保護者の面接も行われます。日本語で行う学校が多いものの、中には保護者面接も英語の場合があるため、日常会話程度の英語力を有している必要があります。

志望理由や家庭での教育方針、子どもの様子などが主に質問される内容です。教育の方向性や子どもの性格などが学校とマッチしているかを確認し、合否判断の参考にします。事前にホームページやパンフレットを見たり、説明会やイベントに参加したりして学校の雰囲気を把握しておくことがおすすめです。

入学審査の流れとスケジュール

入学審査の流れとスケジュール

最後に、入学審査の流れをステップごとに説明します。まず見学会や説明会に参加するところから入学手続きをするまで、一連のスケジュールをまとめました。インターナショナルスクールが気になっている保護者の方に役立つ情報です。

ステップ1|学校見学・説明会への参加

入学審査の第1歩目は、学校見学会・説明会への参加です。ホームページを見るだけではわからない、実際の空気感や雰囲気などを確かめます。

学校見学会・説明会の内容は主に、教育理念や授業のカリキュラムなど学校生活の説明です。それから、実際に学校内を歩いて学生の様子を見て回ることができたり、教師と話をすることもできたりする学校もあります。

学校見学の際は、教室の雰囲気や環境設備、生徒と教師の関わり方を特に意識して注目しましょう。実際に校内を見て感じたものが、学校とのマッチ度を確かめる重要な判断材料になるはずです。

ステップ2|出願書類の準備と提出

学校の見学後、出願を決めたら提出書類の準備を始めます。学校ごとに必要な書類が異なり、締切が早い場合も多いため、出願を決めたらすぐ準備して提出しましょう。

一般的には入学願書と身分証明書、現在通っている学校に出してもらう推薦状が基本的に必要な書類です。最近はオンラインでの提出が増えているため提出方法も確認しておき、過不足ない書類を確実に期限内に提出します。出願をまだ迷っている段階でも必要書類や提出方法、締切を先に把握しておくと準備にも余裕が持てるためおすすめです。

ステップ3|入学試験の受験

書類審査を通過すると入学試験の受験に進みます。ほとんどの学校で試験が複数あり、この結果で合否が決まるため、書類審査の通過結果を待たずに対策を始める必要があります。

主な試験内容は、英語力を測るテストと学力テスト、面接です。英語力テストでは英作文や文章読解で読み書きの能力が確認されます。学力テストは学校によって科目が異なるため確認必須なものの、一般的な筆記試験とほぼ変わらない内容です。

面接では志望理由や自分自身のこと、物事に対する考え方などが主に質問されます。日本語か英語で受けるかも学校によって異なり、受験生のみではなく保護者も面接を受ける場合があります。英語の場合は受け答えが自然にできるよう、事前に練習をしておくとよいでしょう。

ステップ4|合否結果の通知と入学手続き

一般的には、入学試験から約1〜2週間後、合否結果が通知されます。合格後、入学を決めた場合は、入学金や前払い金を締切日までに必ず支払いましょう。

入学手続きにおいて入学金などの支払いは非常に重要なため、期限内に必ず対応するようスケジュール管理を徹底してください。その後、添付書類を確認して署名したり学校で必要な物を購入したりして、入学に向けて準備を整えていきます。

まとめ

近年のインターナショナルスクールは、海外在住歴がない日本人の入学も受け付ける学校が増えてきました。年齢や子どもの英語力だけでなく、保護者もある程度の英語力が求められます。子どもに必要な英語力も非常に高く、受験英語だけでなく実践的な能力が要求され、面接や英語力テストでそれらが測られます

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